看護師の性格はきついって言われがちな話。
今日は看護師さんの性格がきついって言われがちな話をしていきたいと思います。
先に結論を書きます。
- 命を預かる仕事に就いているから
- 院内特有の生態系が形成されている
このへんの理由かな。
その前に改めまして自己紹介をします。
えっちな男性看護師です。
マッチングアプリで会った子と即日同居したり、ストッキングを破ったり、包丁を突きつけられたりしてます。
▽過去記事
まじめな自己紹介もしようかな。
普段は病院で働いています。
検査とかオペ前後をみたりしてます。
看護学生や高校生などと関わることも多いです。
緩和ケアに興味があって日々勉強をさせてもらっています。
▽ 過去記事
それでは、看護師の性格がキツいって言われがちな理由を書いていきます。
命を預かっているという責任感が看護師の性格のきつさを作っている。
いや、本当にこれに尽きると思う。
看護師って患者さんの命を預かっているんですよね。
365日、24時間。
点滴1本で患者さんの命を奪うことだってあります。
ベッドの柵を付ける位置を間違えるだけで患者さんがコケてしまい骨折することや、亡くなってしまうことがあります。
そりゃ、自分と患者さんを守るために性格もきつくなるさ。
自分の選択ひとつで患者さんの生死に関わるんだぜ?
メンタルが鍛えられない訳が無い。
他にも、身体的にも精神的にも重労働な看護師って結構離職率も高いの。
その職場で生き残った人たちってお局の攻撃に耐えてきた歴戦の猛者なの。
顔つきが違う。
メンタルが強いひとが生き残ってる。
そう、メンタルが弱い人は淘汰されるのだ。
他にも性格がきつくなる理由がある。
病院の中での狭い世界でのくそみたいな生態系が形成されていることだ。
病院や病棟って閉鎖された場所なんだよね。
いびりとかが少なくない。
怒る必要がないのに「指導」と称して過剰に厳しく接してくる先輩も少なくないの。
そんなことされた新人ナースは同期たちと「私たちは優しい看護師になりたいね。」って話すの。
数年後、新人看護師や看護学生に厳しくあたる看護師に変化してる。
不思議だよね。
けどこれって仕方のない事なのかなって。
親から子への教育と一緒で自分がされたことしかできないんじゃないかな。
なりたくないと言っていた存在に自分がなってしまう。
それは、きっと悲しい。
余談になるんだけども…
自分の親くらいの年齢の看護師が、若手の看護師をいびってるのを見ると泣けてしまう。
想像してしまう。
自分の親が若い子にそんなことをしていたらと。
ダサすぎて悲しくなってくるね。
ここで言っておかないといけないことがあります。
必要な叱責はあります。
患者さんの命を預かる職場では正しいエビデンスでの治療やケアを行っていく必要がある。
正しい叱り方や、指導の方法はあると思ってるけどね。
とはいえ、そんな子が親を見て学ぶような環境は結果として、看護師の人は性格がきついといった印象を与えてしまう。
ちなみに、看護師は女性が多い。
だからこそ、医療者以外の男性から「看護師って性格きついよな~」って言われがちだ。
俺は医療の世界で看護師をしている。
確かにとげとげした優しさとは程遠い人もいる。
だけど多くの看護師は体や心が傷ついた人の支えになりたいと思って今の仕事に就いている。
そんな看護師の性格がきついなんて言いたくないなって思います。
こんなところかな。
読んでくださってありがとうございます~!