メンズナースのつぶやき

メンズナースが仕事から日常まで幅は広くしゃべります。

損しない民間医療保険の考え方(医療保険を組む前に)

お久しぶりのブログ更新です。

 

 

 

少し前に看護師をやめて保険営業に転職しました。

 

 

保険ってよくわかんないなーと思いながら勉強していましたがあることに気が付きました。

 

 

 

これほとんどの人がむだに医療保険かけてね??

 

 

てか、適正な保険を組む以前に公的なサービスについても知らないのでは?と。

 

 

 

そこで医療現場を知っている元看護師の保険営業が学んだことをつらつらと書いていけたらいいなと思います。

 

 

 

 

 

個人的には保険は必要なだけの額を最小限かけて、残ったお金で自己投資や遊びなどに使ったほうが幸福度は高いと思っています。

 

 

 

 

 

目次

 

 

 

 

 民間んお医療保険についての説明からしたいのですが…

今回は公的医療保険について説明をしていきましょう。

 

 

 

 

 

入院費用の負担を軽くすることができる制度

健康保険制度による3割負担

 

日本には国民皆保険制度があり「健康保険証」が配布されます。これを医療機関にかかった際に病院や薬局の窓口に提示することで、医療費の自己負担額が軽くなります。6歳から70歳未満の人は、所得に限らず3割負担です。

 

 

とってもありがたいですよね。

この制度のおかげで風邪の時の受診や歯医者での治療が安く済んでします。 

 

 

 

しかし…!!

基本的に3割負担といっても、入院した場合など医療費が高額になる場合は家計を圧迫してしまう恐れがあります。

 

 

 

それを回避するために「高額療養費制度」というものがあります。

 

 

 

高額療養費制度とは

ひと月の医療費を窓口で自己負担して支払った後に、あらかじめ決められた月ごとの自己負担限度額を超える部分について、後で払い戻しを受けられる制度です。

 

 

 

 

ちょっと難しいですね。

 

 

 

簡単に言えば、3割負担がさらに安くなる制度です。

 

 

 

ただし、高額療養費制度は保険診療にかかる部分のみ対象となりますので、後述する入院時の食費負担や差額ベッド代などは含まない点に注意しましょう。

 

 

 

 

少し見にくいですが下記が収入と高額療養費制度を使用した場合の自己負担金です。

 

 

<70歳未満>

年収約370~約770万円:80,100+(医療費-267,000)×1%円

※多数回該当:44,400円

 

~年収約370万円:57,600円

※多数回該当:44,400円

 

住民税非課税:35,400円

※多数回該当:24,600円

 

※多数回該当…直近12カ月で3回以上高額療養費制度の払い戻しを受けている場合、4カ月目に該当したときの金額

 

 

 

 

上限額は世帯や個人の所得により異なりますが…

 

 

69歳以下で一般的な収入の人なら、

上限の目安はひと月で8万円台となります。

 

 

この高額療養費制度は手術などをした場合にも適応されるのでご安心ください。

手術や点滴、リハビリをしても高額療養費制度を使用すれば治療費は9万円程度で済むんです。

 

 

 

入院して手術をしても治療費が8万円台におさまる??

 

 

この金額を高いと思われましたか?

それとも安いと思われましたか?

 

 

 

 

 

 

みんなが納めてる税金のおかげで治療費がこんなに安く済むんです。

 

 

 

 

 

 

さらに付加給付という制度についてもお伝えしましょう。

 

付加給付制度

大手企業などの健康保険組合において、1ヶ月間の医療費の自己負担限度額決めておき、限度額を超過した費用を払い戻す制度のことを言います。

 

国民健康保険の高額療養費制度による払い戻しに、さらに上乗せして独自に「付加給付」を行っているということになります。

 

 

 

…ちょっと難しいですね。

 

 

 

一例ではありますが教職員や消防士、警察官などは付加給付によって

 

1か月あたりの入院費用の自己負担は2.5万円で済みます。

 

 

 

 

8万円代だったものがさらに安くなるんです。

 

 

驚き。

 

 

 

ただ悲しいことにこの制度を知らずにたくさんの医療保険に入っている人も多いです。

同時に、保険営業もこの制度を知らずに保険提案をしている人も少なくないです。

 

 

公務員の方や大企業の方はぜひ 職場に確認をしてみてください。

 

 

 

 

医療機関等の福利厚生 

付加給付制度とはまた違ってくるんですけど医療従事者などは職場の福利厚生の一環として職員の入院費用等が返還され、自己負担なしで治療を受けることができるケースもあります

筆者が看護師として働いていた前職場の病院もそうでした。

こちらも ぜひ職場に確認をしてみてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 公的医療保険で負担できないもの

ここからは健康保険で支払うことができない差額ベッド代と病院食について触れていきます。

 

 

 差額ベッド代

差額ベッド代というものをご存じでしょうか?

多くの病院は個室や2~4人部屋を希望すると差額ベッド代と呼ばれるベッド代が掛かります。個室の場合はおよそ1日あたり7000円程度掛かると言われています。

保険営業の中にはベッド代のことを考えて日額を大きくしましょう…と提案をする人もいます。

 

ここで注意したいのは差額ベッド代と呼ばれるものはすべての病室で掛かるわけではないのです。

 

 

全国の病院のうちの20%が有料の差額ベッドになっています。

 

残りの80%は料金がかからない部屋になっています。

 

 

また、OPE直後の経過観察を目的とした医師の指示での個室使用などは差額ベッド代を請求することができません。同時に病院に空きベッドがなく病院都合で個室に入院した場合も同意書を交わしていなければ原則として差額ベッド代を請求することができません。

 

ですので個室等を希望されない場合、差額ベッド代は掛かりません

 

これも保険営業はあまり教えてくれない情報です。

 

 

 

 

 

もうひとつお伝えしたいものがあります。

 

病院食の費用

一食あたりの病院食の自己負担金額は現在460円です。

 

1日3食摂取するとしても1日1380円は健康保険の対象外になるため自己負担になります。

 こちらも実は自己負担なんですね。

意外ですよねー。

 

 

 

 

 

 

 

入院した際、実際に支払う費用

「治療費」+「差額ベッド代」+「病院食」+「生活するうえで必要な雑費」が入院の際に必要な金額となります。

 

 

一般的な収入の方が高額療養費制度を使用され個室等を希望されなかった場合は…

 

 

 

 

 

 

治療費のおよそ8万円程度+1食460円の食事代が自己負担額になります。

 

 

 

治療の内容にもよりますが1回の入院費用の総額は

 

おおよそ10万円程度ではないでしょうか?

 

 

 

付加給付制度を使用することができる公務員や一部大企業職員はさらに少ない自己負担金額となります。

 

 

 

 

 

思ったよりも安く治療できると思いませんでしたか?

 

 

 

 

この部分をしっかり知っておかないと無駄な保険に入ってしまい医療保険では損をしやすくなります。

 

 

 

 

 

 

入院したらこれくらいお金が必要だから…と説明されて民間医療保険の日額の部分を5,000円や8,000円、10,000円で組んでいる人も多いのではないでしょうか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それ、ほとんど無駄になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いや、無意味ではないんです!

 

 

 

ちゃんと保険料を支払った分、入院した時には保険金が支払われます。

 

 

 

 

 

ただほとんどの契約は毎月支払う保険料に対して受け取る保険金のほうが少なくなることが多いです。

 

 

 

 

 

次回は民間医療保険の組み方について説明をしていきます。

 

 

 

 

 

 

次回もお楽しみに!!

 

 

過去記事ではこんなものを書いていたようです。

 

nurse-t.hatenablog.com

nurse-t.hatenablog.com

 

田舎で全力マッチングアプリ(通話編)

今回の記事は前回の記事の続きです。

 

 

 

通話の詳細を記載していきます。

 

過去記事

nurse-t.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

 

LINE交換して実際に通話に移行する人へ 

 

 

 

 

まず覚えておいてほしいことがある。

 

 

 

 

 

 

マッチングアプリを介して初めての男性と会うことに対して怖いと感じている女性が多い」ということ。

 

 

 

 

マッチングアプリを使用した出会いは学校や職場での出会いよりも相手を判断する要素が少ない。

 

 

 

 

 

職場であれば相手の容姿は2Dでなく3Dで確認できる。

 

 

いや、音声も含めれば4Dだ。

 

 

 

 

 

 

それ以外にも情報量が多すぎて常に4DX状態だ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

常に4DX????

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今までは主流であった職場の出会いや知人の紹介での出会いは事前情報があるのだ。

 

 

 

 

 

 

名前、年齢、おおよその住所、職種や職場、仕事への姿勢、周囲との人間関係。

 

 

 

 

 

 

などといった事前情報にあふれている。

 

 

 

 

 

 

 

「好きになってもいいか?」

 

「交際相手として大丈夫か?」 などの判断を事前に下すことができる。

 

 

 

 

 

 

 

一方マッチングアプリでは…

 

写真、プロフィール文章、趣味などの共通点、年齢、身長、出身地、職種などといった情報はあるものの「その人がどういった人物であるか」、「危険な人物でないか」を判断できる要素が少ないのだ。

 

 

 

 

ここで必要になってくることは「自身は危険な人物でないとことを伝える」ということだ。

 

 

 

 

 

少なくとも「会ってみたら写真と全く違う人物である」「車に乗ったらそのままホテルにぶち込まれた」などといったことをする危険な行動をしない人物であるというブランディングが重要になってくる。

 

 

 

 

実際に会った子が言ってたからあるんだろうね。

 

 

 

 

 

ほんで言えば、これは氷山の一角だって考えてる。

異性に話したくないことや話せないだろうなってこともたくさんあるだろうし。

 

 

 

 

「安全な男性だと思ってもらえるような関りをしていくことが必要になる」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

前置きが長くなってしまった。てへぺろ

 

 

 

正直に言うと、田舎でマッチングアプリをする場合にはこの前置きの部分が一番大事

だと思う。

 

 

 

 

 

 

それでは本題にいってみよー。

 

 

 

 

 

通話のアポを取ったら「何日の何時に電話していいかの確認を取る。

 

 

 

 

みんな忙しいからちゃんとアポ取りもしようね。

 

 

 

 

それだけでほかの男との差別化ができるよ。

 

 

 

 

 

 

時間になったら直前で確認のメッセージを送る。

 

 

 

 

 

返事が来たら通話ボタンを押す。

 

 

この時に自分から掛けるほうがなんかいい感じである。

 

 

 

今回は年下の女の子のケースで話法例を出していきます。

 

 

 

 

「もしもし?」

 

 

「遅くなってごめんなさい?

 あ、聞こえてますか?」

 

 

「大丈夫です。聞こえてますよ」

 

 

「よかった。はじめまして~。

 てか声かわいいですね?」

 

 

「そんなことないですよ~

 結構、低くないですか? もうちょっと高いといいんだけど」

 

 

「馬鹿かわいいからずっとしゃべっててほしい」

 

 

「なんですかそれ~」

 

 

「そういえば自己紹介してないや。むぎ太朗っていいます。お願いします」

 

 

「○○です。お願いします」

 

 

「なんか緊張するね?

 お姉さんはあんまり緊張してなさそうやね~」

 

 

そんなことないですよう。緊張してます」

 

 

「てか、名前はなんて呼んだらいいかな?

 普段なんて呼ばれるん~?」

 

 

「友達とかには呼び捨てか○○ちゃんって呼ばれます。」

 

 

「そうなんや。んー○○様って呼ぼうか?」

 

 

「え、様ですか?」

 

 

「うん。○○様。俺、爺やな」

 

 

「様はやめてくださいよー」

 

 

「ほんなら○○(下の名前)さんにしよっか」

 

 

 

 

 

 

[ ポイント ]

年下の女性に対しては「さん」、年上の女性に対しては「ちゃん」を付けることで差別化を図る。正直話してる雰囲気とか精神年齢によって変えたらいいんだけどほかの男ならどう呼ぶだろう?と考えて判断する。

この際に呼び捨てするのはなれなれしいかなって思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺なら「誰や貴様?」ってなるもの。

 

 

 

 

 

 

 

余談だけどマッチングアプリで会った人は下の名前しか知らなくて名字がわからないことはマジでたくさんある。

 

 

 

 

 

 

「メッセージでも話したけど映画好きなんやね

 どんなの観るの?」

 

 

「サメの映画とか好きですねー

 ほら、ジェイソンステイサムのサメのやつとか好きです」

 

 

「それMEGやんけ!

 俺見たことないけどどんな内容やった?」

 

 

 

みたいな感じに会話を広げていく。

 

 

 

 

メッセージの段階で顔写真を交換していない場合は…

 

 

 

 

「そういえば顔全部わかるやつ見てないけ交換しよっか?

 俺、ジャガイモやけど許してほしい」

 

 

 

って感じで改めての顔写真交換。

 

 

 

ここで好みじゃなかったら後は流してもいいしタイプだったらラッキー。

 

最初は好みじゃなくてもアポまで行ったほうが経験値が貯まるからトライしてほしい。

 

 

 

こんな感じで何回か話題を投げかけて少し場が暖まってきたら恋愛トークに移行する

 

 

 

 

「○○さんは彼氏何人いるの?」

 

 

「何人って一人もいませんよ~」

 

 

「まじかよ。そんなに顔面がかわいいのに?うそだろ。

 最後いついた?」

 

 

「半年くらいまえです

 結構長く付き合ったんですけど遠距離になって別れました」

 

 

 

みたいな感じで相手のパーソナルな情報を掘っていく。

 

 

 

 

 

この際に、「俺なら元カレみたいなことをしない」とか言うなよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

傾聴と共感が大事。

 

 

 

 

 

 

 

 

[ ポイント ] 

自分の過去の恋愛を訊かれたときには前の恋人の話をすればいいし、恋人がいたことない人は半年前に別れた~って適当に言っとけばいいんじゃないかな

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、次の工程はアポ取りだ。

 

 

 

 

 

 

 

手帳とかスケジュールを準備したら

 

 

 

 

 

 

「近いうちに飯いこっか。

 パスタとスパゲッティならどっちがいい?」

 

 

 

 

って感じでアポを打診。

 

 

 

「今週なら水曜日と土曜日以外なら大丈夫やけどいつが空いてる?」

 

 

「でしたら金曜日は7時くらいには仕事終わるんで大丈夫です」

 

 

「おっけ、今週の金曜な。急いで仕事終わらせるわ。

 住んどるとこ近所っぽいし車で拾うで」

 

 

「ありがとうございますー

 また近所のコンビニにお願いすると思います」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

[ ポイント ]

アポを取る際はできるだけ近い日程で予定を取る。

 

 

 

目標は1週間以内。

 

 

1か月も先にしてしまうとLINEをしたりとメンテナンスの皿回しを怠って皿割れしてしまう恐れがあるため注意。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マッチングアプリにおいて女性は男を選ぶ側。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ほかにも男たくさんいるから同業他社には負けてはいけない。

 

 

 

 

 

 

最後は「またねー」って通話終了。

 

 

 

 

 

通話終了後にLINEはしないことが多いな。

めんどくさくて。

 

 

 

 

 

 

 

文章で会話を打つとしっかりと気持ち悪いけどこんな感じかな。

 

 

 

 

 

 

通話の目的は

「信頼関係の構築」

「アポ時の効率アップ」

 

 

アポの前に通話でジャブを打っておくことで実際に会ったときに自分も相手も緊張せずに会えるのでおすすめの手法です。

 

 

これはマッチングアプリだけじゃなくて仕事にも使える手法なのでぜひとも参考にされてください。

 

 

 

また近いうちに新しい記事を書いていきますので楽しみにしててくださいな!

 

 

 

 

 

 

 

田舎に在住の20代男性より。

 

過去記事。

nurse-t.hatenablog.com

nurse-t.hatenablog.com

 

 

 

 

モテたいと思ったらモテるように頑張ろうね。

 

田舎で全力マッチングアプリ。

お久しぶりの更新です。

地元の同級生にブログを見たぞと言われて嬉しくなったので半年ぶりぐらいにブログに手を出しました。

 

 

 

先日、地元に戻った際に「出会いがなくて彼女ができない」と友達に言われたためマッチングアプリを勧めました。

 

 

 

 

マッチングアプリの登録からマッチ、デートの流れなどのこの数年間で得た知見を友達に披露していたのですがより分かりやすく、文章にして残してしまおうと思います。

 

 

 

最近知ったのですが女性の初回登録時におすすめのユーザーと俺のアカウントが出るそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 やったぜィ!!

 

 

 

 

 

 

 

以前マッチングアプリで出会った子と同居したりストッキングを破ったりといろいろあったことを記事にしています。

よかったら見てやってくださいな。照照

 

 

nurse-t.hatenablog.com

 

 

nurse-t.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

田舎で全力マッチングアプリ

 

 

 

 

 

ここでは田舎で、マッチングアプリを使って女の子と会っていく方法を説明します。

 

田舎と都会ではそもそもの登録者数やユーザー層が違うためそこも含めてフォローしていく記事になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

某女の子お持ち帰り系YouTuberが言っていました。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「スコとはピラミッドだ」

 

 

 

 

 

 

※スコ=S〇X

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その動画での図形に個人的に追記をしてまとめたものがこちらです。

 

 

 

 

 

f:id:nurse_t:20200820214304p:plain

 

 

 

 

 

 

 

この3分間で作った逆ピラミッドにマッチングアプリの流れが集約されています。

 

 

 

 

 

 いや、マッチングアプリだけではない。

 すべて出会いがこの逆三角形に当てはめることができる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここでは目標を「S〇X」にしています。

 

 

 

 

 

 

 

人によってはここが「付き合う」などのケースもあるんでしょうが個人的には交際を始める前に相手のことを知っておくという意味でも先に「知っておく」ことが必要だと考えています。

 

 

 

 

 

 

抱かれた男性を好きになる女性が多いため、先に抱いて惚れさせようって面もあるな。

 

 

 

女(私はこの人とエッチなことをしたんだから、この人のことを好きなのかもしれない)

 

って感じで事実と感情の帳尻を合わせる人が多い。

 

 

 

 サンクコスト理論に通じるところがあるな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

???「パパ活女子をぶっこわーす」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実際にマッチングアプリの内容に入っていくよー。

 

 

 

 


まず最初に必要なことは自分から相手への「いいね」を増やすこと。

 

 

 

 

この「いいね」とは自分から相手に対しての「気になります」のサイン。

 

 

 

 

 

 

いかにモテる男でも「いいね」をした人物すべてと出会えるわけではない。

 

だからこそ上流の「いいね」を増やして母数を増やすことで実際に会える人数が増加する。

 

 

 ひとりにコミットすると、自分が相手にこびてしまうリスクもあるため同時に複数人に連絡をしてアポを取っていくことが重要になる。

 

 

 

 

 

 

さて、その「いいね」をする人数を増やすためにはどうするか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マッチングアプリの掛け持ちである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

仕方なくね?

田舎は登録者数自体が少ないんだもん。

 

 

 

 

 

 

 

実際に俺がしたのはw〇th、タッ〇プル、p〇irs、Ti〇derなどの併用。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マッチングアプリを男性が登録する場合、毎月の料金が高いだと?

 

 

 

一回合コン行ったり、飲み会にいく料金を比べてみたら全然安いやろ?

不特定多数の出会いを求める異性にコンタクトを取れるメリットを考えると完全に全力マッチングアプリ

 

 

 ちなみに、女の子もアプリの複数登録してるからあれ?

この子違うので見たことあるな?ってなる。

 

 

出会いがないのはみんな一緒ってことか…涙

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

閑話休題

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分から「いいね」をすると相手から「いいね」が返ってくる。

 

 

その時点でマッチだ。

 

 

 

 

 

 

女の子から「いいね」がくることももちろんあるけど、基本的に男から女にアプローチをかけるスタイルになると思う。

 

女の子はめちゃくちゃ「いいね」と「メッセージ」がくるからそこから選べるんだよなあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

ここで重要なのは「いいね」した相手から「いいね」が返ってくる割合。

 

 

 

 

 

コンバージョンレートが非常に重要になってくる。

 

 

 

 

このマッチ率を上げるために「プロフィール構成」が重要となる。

 

 

 

 

 

画像、文章などを作り上げる必要があるのだがそれは今後別の記事に書いていく。

 

 おまちくださいな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

実際にマッチしたら今度はメッセージの開始だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

このメッセージで切られたら元も子もない。

 

 

 

 

 

 

 

 

この段階では安全そうなちゃんとした男性であることを伝えていく必要がある。

 

 

 

 

 

 

 

 

最初の文章は自分の中で定型文を作っておけば毎回文章を考える必要もなく楽になる。

 

 

 

 

 

 

俺は以下の文章を定型文にしている。

 

 

 

 

 

 

 

「いいねありがとうございます!

 〇〇市で働いてるむぎ太朗です。

 髪の毛の感じとか素敵だと思っていいねしました。

 趣味の○○一緒なんですけど、これ○○ってとこですか?」

 

 

 

 

 

 

ここで重要なのはほかの男との差別化だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

髪の毛や爪などを褒めることによって、自分は細かいところに気づけますよー。

ちょっとこなれていますよーって雰囲気を出す。

 

 

 

 

 

 

誠実な雰囲気を見せつけて、会っても大丈夫な男性アピールを行う。

 

 

 

 

 

 

 

 

マッチングアプリでは住んでいる都道府県のほか在住している市や自分との距離が表示される。

 

 

 

 

この際に自分が住んでいるところを伝えることによって遠方の異性とのやり取りを切ることができる。

 

 

 

とってもタイムイズマネー。

 

 

 

 

 

 

 

 

この記事を読んでいるのはおそらく男性だろう。

 

 

 

 

男性諸君に伝えたいことがある。

 

 

 

一度女性で登録してみてほしい。

女性で登録することによってほかの男の登録画像、プロフィール構成やメッセージの内容を確認することができる。

 

 

 

 

Tinderとかまじでメッセージの内容がおサルさん。

 

 

 

しょっぱなから「しませんか?」とかのメッセージがくる。

たくさん。まじで。

 

 

 

 

 

おっぱいがいっぱい

 

 

 

 

 

そんなんお前、まじ実質オナニーやん????

 

 

てか、誰やねんこの芋臭い男は。

百歩譲ってかっこいいアイコンで言うならわかるわ。

自宅自撮りの背景に洗濯物うつっとるがな。

せめてそれ隠せんのか???

てかスマホ持ってる爪が長すぎて「ぞわあああああ」なるわ。

しばらくご無沙汰なのがよくわかる。

 

 

 

 

とてもつらい。。。

 

 

 

 

 

 

 

 

って女性目線で感じることができる。

 

 

 

 

 

結構びっくりしたんにゃけど最低限の清潔感や常識がない人も結構いた。

 

 

 

 

 

とってもびっくらぽんだぽん。

 

 

 

 

 

 

 

 

しかし、これはチャンスだ。

 

 

 

 

清潔感や常識は最低限持ち合わせておけばちゃんとメッセージが返ってくる。

 

 

 

 

そのためにも、最初のメッセージで安全そうな男であることを伝えることが重要になる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

メッセージをする目的はなんだ????

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

LINEを抜くことだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これだとちょっと言い方悪い気がするな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

けど事実なんだよな。これ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もっと言えばLINE移行して通話を行うことが目的になる。

 

 

 

 

 

 

そのためのメッセージであり、会話のキャッチボールを数回行ったLINE交換の提案を行う。

 

 

 

 

 

 

この際に通話をしたいから~と理由をつければスムーズにいくこともあるが臨機応変に対応をしてほしい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今度は通話の段階だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

交換したLINEのメッセージで日程を合わせて通話に移行する。

 

 

 

 

 

この時も定型文を作っておくとスムーズに会話ができる。

 

 

 

「もしもし?

 聞こえます?

 あ、むぎ太朗って言います

 なんか緊張しますね?笑

 

 てか、めっちゃ声かわいいじゃないすか笑」

 

 

 

 

 

 

みたいな感じで滑り出しの定型文を伝える。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この通話の目的は2つある。

 

 

 

 

 

 

 

1つはアポを取ることだ。

 

 

実際に会う日を通話の中で設定する。

LINEの文面でのやり取りだと日程をなかなか設定できず流れてしまうことがあるためである。

 

 

 

 

2つ目は信頼関係の構築。

 

 

いわゆるラポール形成や緊張感の緩和だ。

せっかく会っているアポの際にはじめましてから仕事や趣味の話をするのはもったいない。

 

 

初回のデートの際により深い会話ができるように 通話の中で基本的な情報のやり取りを実施し、自分が安全な相手であることを伝えておく。

 

 

その際に過去の異性に関する話題も出しておくことで実際に会った際の会話の布石としておく。

 

 

 

 

 

 

通話の技術やコツはあるのだが詳細は今後記事にしていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここでアポを取れたら今度は実際に会ってS〇Xに持ち込んでいく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

はしょりすぎィ!!!!って感じするけどこの際の会話や打診の詳細も今後記事にしていくためこうご期待。

 

 

 

 

 

 

 

 

今回の記事ではマッチングアプリの基本的な部分を紹介しただけですが今後、各段階の詳細を書いていくので楽しみにしててくださいな。

 

 

 

 

 

今まで俺が記事にしてきた女の子の大半はマッチングアプリで知り合った子です。

 

 

 

 

 

みんなの性交 いや「成功」を祈っています。

 

 

 

 

グッドラック!!!!

 

 

 

 

【看護】点滴は看護師が管理する話。【医療】

 

 

 

「点滴が終わったら教えてくださいね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺がちょっと前まで言いがちな言葉だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちゃうやろ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

点滴の管理は俺たち看護師の仕事だろ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もちろんだけど、点滴にも種類がある。

 

 

 

 

 

効果、内容、投与時間もそれぞれ異なる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

よくツイッターで「入院した笑」って写真付きの投稿がある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

薄い色のカーテンに囲まれた空間。

 

 

 

 

白い天井。

 

 

 

 

点滴棒。

 

 

 

 

 

 

 

 

釣り下がる点滴とそこから伸びるチューブ。

 

 

 

 

 

あの時に繋がってる比較的大きめの点滴バッグは維持液って言われるもの。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その横に繋がってる小さい点滴は抗生剤のケースが多い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

盲腸とかで入院した人はわかると思うんだけど。

 

 

 

 

 

 

消化器疾患は多くの場合、欠食になる。

 

 

 

 

 

 

 

消化器を休めるために食事を中止して、点滴で水分や栄養を補う。

 

 

 

 

 

 

 

24時間点滴を継続することを持続点滴という。

 

 

 

 

 

 

 

疾患や状態にもよるのだけど、1日に1500-2000mlの点滴を行う

 

 

 

 

点滴バッグ1つあたり500mlの内容量がある。

 

 

 

 

 

 

 

 

単純計算で1日3回は点滴を交換する。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

点滴って俺ら看護師が医者の指示した速度で落とすんよー。

 

 

 

 

 

 

落ち切った点滴ってアラートがなるわけでもない。

 

 

 

 

 

 

俺らが滴下速度の計算と頻回な訪室をして残量確認して交換するの。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

点滴って血管の中に柔らかに針が入ってるの。

 

 

 

 

 

 

だから、点滴が落ち切ってバッグが空になった状態で放置してると逆血してチューブ内に血が返ってきてしまう。

 

 

 

 

 

 

 

 

その血も時間が経ったら固まってしまう。

 

 

 

 

 

 

 

 

チューブ内で凝結する前にも点滴交換は素早くしないといけない。

 

 

 

 

点滴を刺し直しするのいやじゃん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だって痛いもん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺らの努力でその「痛い」を減らすことができるかもしれない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

でさ、俺、昔は言っちゃいがちだったんよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「点滴おわったら教えてくださいね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなひとことを。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

色んなことを学ぶ中で気が付いた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その言葉の矢印どっちよ?

 

 

 

 

 

 

 

 

患者さんに向いてるか?

 

 

 

 

 

 

それとも自分自身に向いてるのか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

答えはわかるよな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

完全に自分が楽をするために発した言葉じゃんよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺、基本プライベートはウンコさんだと思うのよ。

 

 

 

 

 

 

 

だけど、白衣を着て勤務している間は患者さんにとって看護師なの。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小さい病院だし知識や技術だってまだまだだけど、プロの意識は忘れちゃだめだよね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だから言うんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「点滴終わる頃にまたきますね

 他にも困ったことがあったらいつでも呼んでください」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう、「ひまじゃない看護師宣言」。

▽過去記事 

nurse-t.hatenablog.com

 

 

 

 

 

To Be Continued…

【看護師】お見舞いに来るご家族に椅子を出す話。【病院】

 

 

 

 

クリスマスイブの予定がピンポイントで空いてる看護師です。

 

 

 

 

 

 

 

クリスマスソングが迫ってくるのが怖いです。

 

 

 

 

 

 

執拗に耳元で語りかけてくる。

 

 

 

 

 

 

どこかワクワクする曲調。

 

 

 

 

 

 

 

きらびやかな電飾。

 

 

 

 

 

 

 

 

楽しげに歩くカップル。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

独身。

 

 

 

 

 

 

彼女なし。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最近、友達はみんな彼女ができた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クリスマス前だからか??

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

めっちゃめでたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

けど、寂しくなるのでシンプルにやめて欲しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だって誰も遊んでくれなくなるんですもの。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さみしいよぅ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最近は少しばたばたしている。

 

 

 

 

先日、婚活パーティー企画のミーティングがあった。

 

 

 

 

 

 

 

最後に、次回の集合日を決めました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「俺、夜勤とかあるんすよねー

 16、17、24は予定ないですよー」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「え、むぎ君、イブだよそこ

 クリスマスイブ。

 わかる?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

クリスマスイブ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一切の予定がなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

他のスタッフから向けられた憐れみの視線を忘れることができません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

思わぬところで心に傷を負ってしまいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

婚活パーティー開いてる場合じゃねえな!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まずは自分の心配をしよう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、無駄に傷ついたところで今日の内容に入っていこうかな。

 

 

 

 

 

 

毎日更新44日目。

お見舞いに来るご家族に椅子を出す話。

 

 

 

 

 

 

 

入院患者さんの元へとご家族や友人などのお知り合いがお見舞いに来る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以前にもブログで書いたことがある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺たちスタッフは病院が日常になってしまっている。

 

 

 

 

 

 

 

くっそけだるげにタイムカードを押して白衣を着替えて1日働く。

仕事が終わると意気揚々と白衣を脱ぎ棄ててタイムカードを押す。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

シャバの空気はうまい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな日常にいると忘れてしまうのだ。

 

 

 

 

 

多くの人にとって、あくまで病院は「病気をしたときにだけ来る場所」であるということを。

 

 

 

 

 

 

 

つまり「病院に受診すること」や「面会に行くこと」は日常生活を逸脱したイベントってことになる。

 

 

 

 

 

 

 

 

看護学生時代だって病棟実習は未知の世界だったわ。

 

 

 

あれは人権を守られないきつい時間だった。(遠い目)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 あ、看護学生向けにも記事を書いています。

お納めください。

▽過去記事

nurse-t.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな非日常空間、それが多くの人にとっての病院。

 

 

 

 

 

 

 

そんな病院でのお見舞いの流れについても軽く説明をしておこう。

 

 

 

当院のケース。

 

受付で面会表を記載して、簡単な関係確認を行う。

 

確認が取れ次第、病棟に上がってもらう。

 

病棟で本人に面会の可否を確認して病室の案内等を行う。

 

 

 

 

この流れだ。

 

 

 

 

 

 

受付に声掛けるのってけっこう緊張せん?

 

 

 

そっからまた、病棟に行ってスタッフに声掛けるのって緊張するな!

 

 

 

 

 

 

病棟のスタッフも忙しそうだしな!!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺らにそのつもりはなくても面会の人にはそう見えてるらしい。

 

 

 

 

これってけっこう大事じゃね?

 

 

 

 

自分がどう思っているかじゃなくて相手にどう認識されているか。

 

 

 

患者さんやそのご家族からどう認識されているかについては意識しなきゃな部分だと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

病室には椅子が置いてある。

 

 

患者さんが座るときに使用したり、面会の方が使用する。

 

 

 

 

 

でも、常に一定の場所に決められた個数あるってわけではない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

面会の状況などで椅子があったりなかったりする。

 

 

 

 

 

複数人で面会に来られることも少なくない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

椅子が足りてなくてベッドのそばに立っている面会人もよく見る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなんすぐに椅子持ってくるしかねえなあ!!!!

 

 

 

 

 

 

 

 

「失礼しますー

 あ、よかったらこれ使ってくださいね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そんなそんなー

 大丈夫ですよー

 すぐに帰りますので」

 

 

 

そう返されることも多い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だけどさ、病院って無機質な場所なんだぜ?

 

 

 

 

病を抱える人はただでさえ心身ともに弱っているんだ。

 

 

 

 

 

 

 

面会が来てくれることって患者さんからするととてもうれしい。

 

 

 

 

 

 

だったら、短い時間でも腰を掛けてリラックスして過ごしてほしいじゃん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「椅子を貸していただけませんか?」

 

 

 

そう声を掛けてくる方って本当にたまにしかいない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

遠慮してるんだろうなァ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それは俺たちスタッフへの遠慮も一因にあると思ってる。

 

 

 

 

 

じゃあ、そうやって患者さんやご家族に遠慮させないためになにをしようか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

やっぱり自分がどういう雰囲気で働くかだと思うんだよね。

 

 

 

 

 

 

 

患者さんやご家族さんはもちろんスタッフ同士での挨拶をちゃんとするとかそう言うところから「声を掛けやすい雰囲気」って出てくるんじゃないかな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

技術や知識もだけど「在り方」についてもっと深めていきたいなって思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もしこれを見てる方が病棟に面会に来られたときは「椅子を出してほしい」と声を掛けてくださいな。

 

俺たちもできるだけっそういった配慮をしていきますので!!

 

 

 

 

参考までにこんな看護師です。

▽過去記事

nurse-t.hatenablog.com

 

 

 

 

 

最後まで読んでくださってありがとうございます。

 

優しくてかっこいい人になりたいです。

 

 

To Be Continued…

【看護】俺たち看護師が記録に書きがちな「傾聴」の話。

 

 

 

今回は看護師の話をします。

 

 

 

 

医療者にはわかると思うけど「傾聴」っていう非常に大事な技術や考え方がある。

 

 

 

 

 

 

 

 

患者さんの「想い」を聴取してそれに寄り添うケア。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 言葉だけみればできそうだけどね。

 

 

 

 

 

 

俺たち医療者が扱う「想い」っていうのは「人生」だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「あれがしたい」「できない」「これができるようになりたい」「痛い」「苦しい」「死ぬのが怖い」など。

 

 

 

 

 

 

 

 

人間が生きていく中で抱える「プラスの感情」や「マイナスの感情」の全てを含む。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

患者さんに関わって思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

基本的に患者さんの「想い」ってあくまで対岸の火事

 

 

 

 

 

 

 

 

患者本人の主観的なものである。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「きくこと」はできても「理解すること」は難しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう言えば「聞く」と「聴く」って何が違うんだろうね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

個人的な感覚の話。

 

 

 

聞く:自然に音が耳に入ってくる

 

 

聴く:意識して自分から知ろうとする

 

 

 

 

 

 

 こんな感じだと思ってる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 だからこそ「傾聴」は患者さんの「想い」を聴取してそれに寄り添うケア。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

きいているようできいていない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あれだわ。

 

 

 

 

友達に相談とかすることあるやん?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そういう時ってただ話を聞いてもらってすっきりすることもあるよな。

 

 

 

 

 

 

 

 

だけど、スマホ弄りながら聞かれたらなんやこいつゥ!!ってなるじゃん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

傾聴は「自身が進んで相手のことを知ろうとする姿勢そのもの」を表す言葉んじゃないかなって思う。

 

 

 

 

 

 

 

あなたのことを知りたいんですって言われたら嬉しいじゃないか。

 

 

 

 

 

 美女に言われるとなおよい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

聴く姿勢ももちろん大切だけど「傾聴」において大切なことはほかにもある。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

聴くだけじゃない。

 

 

聴いて相手のことを理解しようとする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だけどあくまで他人は他人。

 

 

 

 

 

 

 

すべては理解できない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人間はそれぞれ生まれてからそれまでの人生が違って価値観は多様であるんだよ。

 

 

 

 

 

これってすごく大切な認識だと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

てか、忘れがちな感覚じゃね?

 

 

 

 

この考え方を知っていればツイッターで起きるレスバトルなんてなくなるんじゃないだろうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

SNSの普及で人との距離感が変化している令和。

 

 

 

 

 

 

 

今までの世界では繋がることのなかった不特定多数と画面を通して出会うことができる。

 

 

 

 

 

 

 

 

だからこそ、必要以上に他人に興味を持たなくてもいいんじゃとも思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 俺はいま24歳児。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

100歳まで生きると仮定しても

人生の4分の1が終わってしまっている

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どう考えても時間が足りなくね??

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

1日が24時間って短すぎる。

 

 

 

 

 

 

 

普通に時間が足りないよね。

 

 

 

 

 

 

 

 だったら、その時間を大切な人に使いたいなあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さっきの必要以上に他人に興味を持たなくてもいいって話。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人間関係って人間が社会生活を行う上で避けることができない。

 

 

 

 

 

 

 

 

嫌いな人や苦手な人っているよね。

 

 

 

 

 

あ、俺は悪意を持って関わってくる人が好きじゃない。

 

 

 

 

 

 

 

関わってると疲弊していくもん。

 

 

 

 

 

 

 

 

人生の時間を消費したくない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その時間で好きな人を喜ばせる方法を考えたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

てか、自分が嫌いな人ってその後の人生に深く関わらないよね。

 

 

 

 

 

 

 

 仕事でも日常生活でもSNSでも。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だから、無理にかかわらなくてもいいよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

嫌いな人に関わることがパフォーマンスであったり自分の利益に繋がるのであればそれでもいいと思うんだけど。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分の人生の時間を大事にしたい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あーこれって緩和ケアを勉強しているときに感じたことだな。

▽過去記事 

nurse-t.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

 

 

 

何回も言うけど自分以外ってしょせんは他人だしな。

 

 

 

 

 

 

 

 

嫌いな人や苦手な人がいてもいい。

 

 

 

 

 

 

 

てか、いるのが普通。

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな人たちに好かれようと関わっていく必要はないなっておもうよ。

 

 

 

 

 

 

自分のことだってわからない俺たちじゃないですか。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

他人が理解することなんてできないじゃん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みんな違ってみんないい。

 

十人十色。

 

 

 

 

 

 

あれだな。

 

 

 

 

 

 

 

みんな狂ってみんな変。

 

 

 

 

 

 

 

マッチングアプリでいろんな人に出会って気が付きました。

深く関わってみるとみんなどこか多少狂っている。

 ▽過去記事

nurse-t.hatenablog.com

nurse-t.hatenablog.com

nurse-t.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

 

 

あ、今回は傾聴の話やったね。

 

 

 

 

 

 

 

 

他人にすべては理解できないって前提を知ったうえで他者を理解しようとする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それが「傾聴」で大切なことなんじゃないかなって思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

その人のことを「知りたい」って思う「自分自身の在り方」。

それを大切にしていきたいなと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

看護師として。

1人の男として。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

色々と自由でよい。 

たぶんその方が楽しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どうでもいいけど

詫び寂びがあるおっぱいが好きです。

 

 

 

 

 

 

 

To Be Continued…

【昔話】別れた恋人にプロポーズした話。

 

 

 

「やり直そう。昔みたいに。

 俺と結婚してほしい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夏の夜。

 

 

 

 

 

 

 

車の中。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

近所の公園で摘んだ名前も知らない小さな花。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

汗で張り付いた白いシャツ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

涙でぐしゃぐしゃな顔。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

汗臭かったし酒くさかっただろうな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

別れて1年経った元カノにプロポーズした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ああ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

抱きしめた時に鼻水ついただろうな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まじでごめんね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

しっとりとしたバー。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グラスを持つと氷が鳴る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

小気味いい音で。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここは先輩が女の子を口説くときに使う店だと笑う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺、この人に抱かれるのかな??

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「お前の答えは出てるんだろ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今よりもっとださかった俺に向けて先輩は唇を震わせる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

別れた恋人の話だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「いや、でも…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ださい」を上塗りする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

胸やけがしてしまう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「本当に大事にしたい人がいたんだろ?

 それをぐずぐず引きずるのは時間の無駄だろ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「わかっているんですけど…」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先輩に彼女ができたかをきかれた。

 

 

 

 

 

「少し欠けた白いグラス」を見ると昔の恋人を思い出すって話をしたのが間違いだったな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3年間付き合った女性がいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

学生時代のほとんどを一緒に過ごした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

洗濯物のたたみ方や野菜の保存方法を教えてもらった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

映画もバイクも邦楽もその子の影響で好きになった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あの子が作るほうれん草のお浸しが好きだったな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自分の世界観を持っている女の子だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当時のなにもない俺にはそれが羨ましかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

時間は流れて実習や試験を乗り越えた。

 

 

 

 

無事に看護師の試験に合格した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

3年近く付き合って結婚するんだろうなってことで彼女の地元に就職した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今、思い出したけど「結婚をどうするか」の話をちゃんとしたことなかったよな。

 

 

 

 

 

 

 

ちゃんと話合わずに県外のその子の地元に就職を決めたのか俺は。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

まさに若気の至り。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

パリピ感。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グラスの中の氷が「カラリ」と泣く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オイルライターで煙草の先を撫でるように炙る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先輩が息を吐く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

煙草の煙が排気口に吸い込まれていく。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

好きだったんだ。

 

 

 

 

 

 

 

別れて時間が経っても。

 

 

 

 

 

 

 

時間が経つごとに大切さが身に染みてわかる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんで別れたんだっけ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

友達と肉を焼いて家に帰った日だ。

 

 

 

 

 

 

来る予定のない彼女の車が置いてあった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

運転席には彼女の姿。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「どうしたの?

 来てくれたんだ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

車から出てきた彼女にそう声を掛ける。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「別れよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう言われた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そうだよなって感じはした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんだか余裕がなかったんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

引っ越し、就職、自分の知らない土地で世界が広がっていく感覚。

 

 

 

 

 

 

お互いに急性期病棟に配属されて残業も多く、会う時間も少なかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それは感じていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もうすぐその子の誕生日だったから時計をプレゼントしようと思っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結局、渡せなかったなあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

彼女の口から出た別れの提案に思案することなく答えた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「わかったよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

もっと前に決めていたんだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今でも思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あの時、ちゃんと理由を訊いて話し合っておけばよかったよなあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

変なプライドがあってそんな簡単なことも訊くことができなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あの時、あの子どんな顔をしてたんだっけ。

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなことにも気付けないくらい余裕がなかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

グラスの中の氷は溶けていなくなっていた。

 

 

 

 

 

 

 

先輩は酒を煽る。

 

 

 

レモンが浮いていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺はと言えば「でも…」や「だって…」と言い訳を並べていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

どれくらい時間が経っただろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「わかりましたよ

    いまから電話しますよ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

その言葉に口元をにやりと引き上げる先輩。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

震える指先。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夏なのに指先が冷たかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

別れてからは複数人いる飲み会で顔を合わせるくらいだった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いまさら何を伝えるんだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

電話のコール音が遠くに響く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

バーの前のアスファルト

 

 

 

 

 

 

 

 

雨で湿気た香りを運ぶ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 いつの間に雨が降ったんだろう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コール音が鳴りやむ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「もしもし?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なんで出るんだよ。

 

 

 

 

そう思った自分がいた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先輩には「出ませんでしたわw」って言いながら店に入りたかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「会いたいんだけど」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「え、いまから?

 もう12時だよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ごめんね

 今から会いたい」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「…いいよ

 どこにいるの?

 お酒飲んでたんでしょ?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ありがとう

 駅前のコンビニにいる

 まってるね」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

言葉の少ないやり取りだった。

 

 

 

 

本当は声も震えていた。

 

 

 

 

 

何回も深呼吸した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

通話が切れる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今なら言える。

 

 

 

 

おま、別れた恋人から電話で呼び出されてのこのこ夜中にでかけるなよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

脚が震える。

 

 

 

 

 

 

吐きそうになる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

来てくれるんだ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

久しぶりに声が聴けて嬉しかったはずなのにバーのドアはえらく重たかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「そっか、よかったじゃん

 プレセント準備するか

 この時間だと花屋も閉まってんな

 お前は金で解決したくないもんな

 そこの公園いくか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先輩に言われるがままに公園へと歩く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この人は頭がおかしいのかなって思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

濡れた地面がサンダルをくすぐる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

先輩がひとこと。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「花でもさがすか」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こいつやっぱり頭がおかしいなって思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数分後、名前も知らない小さな一輪の花を持っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

雨にぬれた手に白が乗っていた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「抱かれるな。ちゃんと抱いてこいよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

真面目な顔でそう話す。

 

 

 

 

 

 

 

 

生きてる世界線が違うなって思った。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ここまでお膳立てしてもらって何もできないのは実質童貞

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

いやまあ、この時はまだ

ストッキング童貞だったんですけど。

 

▽過去記事

nurse-t.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一族の恥さらし担当☆

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コンビニに向かう。

 

 

 

 

 

 

 

胃がむかむかする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なにを言おうか。

 

 

 

 

 

 

 

 

たくさんお礼を言って、いろんなことのごめんなさいをして…

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あの時と同じ車。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

運転席でスマホを触っているのも一緒だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

窓ガラスを叩く。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ゆっくりとこっちを見る。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

綺麗な目だなあ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ドアを開けると懐かしい匂いがする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

遅い時間にごめんねって当たり障りのないことを話した気がする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

沈黙。

 

 

 

 

 

 

 

かすかに流れるBGM。

 

 

 

 

 

音楽の趣味も変わってないことが嬉しかった。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「やり直そう。昔みたいに。

 俺と結婚してほしい

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

唐突だったと思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんなことを言うつもりもなかったのに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そこからのことはあまり覚えていない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

涙で濡れた横顔は綺麗だったな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最後のキスは涙の味がした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

人生で初めての、心からのプロポーズは失敗した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今、思えば独りよがりで相手のことを考えていなかったなって思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昔みたいにやり直そう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

学ばずに同じ失敗を繰り返す俺だと「幸せ」にできなかっただろうな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昔の恋人には俺のことを思い出せないくらい幸せになって欲しい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あーでも、ちょっとだけ思い出してほしいのは内緒。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それからの後日談。

 

 

 

 

 

 

 

 

「抱けたか?」

 

 

 

 

 

 

便所で白衣の先輩は話す。

 

 

 

オールバックの髪の毛。

 

 

 

 

濃いひげ。

 

眉間に寄ったしわ。

 

 

 

 

 

一応言っておく。

 

看護師ではない。

 

 

 

 

 

 

 

医療系のヤカラやんけ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

2人とも便器に向かっている。

 

 

 

 

 

 

 

「振られましたよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「だろうな

 まだまだケツが青いけな」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ひっぱたいてもらって赤くなったと思ったんすけど」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「まだまだだわ

 でも、昨日のお前は男だったよ」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そう言い残してトイレから出る先輩。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この人、手を洗ってなかった。

 

 

 

 

 

 

 

気のせいだっけ?

 

 

 

 

 

いやでも洗ってなくね?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

別れた恋人とも職場で会うことがある。

 

 

 

 

 

 

 

 

いつみても患者さんに向き合う姿勢が素敵だなって思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな昔話でした。

 

 

 

 

ちゃんちゃん。

 

 

 

 

 

 

 

 

昔は「大事にする」って言葉の意味がわからなかったけど今は少しだけわかる気がする。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あんなに簡単に言えた「愛してる」って言葉も今では言えなくなったな。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

みんなはちゃんとしたプロポーズしような?

 

 

 

 

俺の友達はゼクシィ攻めをされているらしい。それはそれで素敵なことやんね。